のび太リアニズム

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zoom RSS わさドラ感想第3回 町内突破大作戦、新・のび太の宇宙開拓史 ほか(2010.3.19)

<<   作成日時 : 2010/03/20 13:19   >>

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 春のドラえもんスペシャル。
昨年は「心に残るおはなし30」の発表で、
前年の映画は2月6日に放送されていました。
 
 この日のメニューは、
・中編「町内突破大作戦」※
・09年映画「新・のび太の宇宙開拓史」
・「ゆめの町ノビタランド」

※「長編」を「中編」に訂正しました。以下同じ

 中編だけでおなかいっぱいなのに、
さらに映画とふつうのおはなし1本ずつというメニューは
もう満腹です。

 映画はノーカットと伝えられていただけあって、
わくわくでした……



○ 町内突破大作戦
  【今日ののび太は 新 黄 《略式ボタン》】

※のび太の服を表します。説明は第1回感想の注1をご覧下さい。

 映画の前の中編。
 映画だけ観たいという人にとっては、
じれったいと思ったのかもしれません。
 けれども、実際はこの中編も大きな見どころ。
映画までの暇つぶし〜みたいな感じで観るべきではありません。

・教室&空き地から逃げるのび太
 序盤、のび太のイメージダウンのシーン。
特に神成さん宅にボールを投げ入れて逃げるのはサイアク。
 他人事ではありません。
クルマを運転していて、誰かを轢いてしまったとき、
のび太よろしく
「ヒィ〜…! し…知らないっと!」
と逃げると、ひき逃げの罪になります。
 まあ、のび太がのちに素直に反省したのが救い。

・し名手はい
 似ていないようで似ているのび太の顔。
神成さんもピンときたみたいだし。
やはりクリスチーネ剛田の兄? 関係ないですね
神成さんがピンときたのは、
のび太の顔自体が「マンガみたい」だから、でしょう。

・安雄
 最近安雄氏はときどき帽子を脱がれていました。なぜ敬語だ
→「大富豪のび太」など。
今回は帽子かぶっています。
安雄氏の顔って、あのみつ夫さんに少し似ていると思うのですが。結局、そっち

・「フフフッ…。」(ママ) 「ダァーッ!あああぁ…。」(ドラ)
 これだけでもう今回の作品、満足です。
ママのメガネが光って、「フフフッ…。」がポイント。
直前のママドラのやりとりも傑作。
ドラのかすれた「はい…」の声は、本当にわさびさん!?と思うくらい。
わさびさんの演技力の高さに仰天しました。

・コンビパトボールの目から涙
 のび太本人の目からは涙ほとんどなし。(両目に一滴ずつ)
パトボールからはマンガ的な号泣。
こういう変なところも面白くて好きです。
 ところで、このとき便利な道具として使っていて、
のちの映画で敵の側が使っている?(違うものかもしれません)

・ドラえもん司令官?
 大げさにも移動式?のいすとヘッドホン、マイクをつけて
ドラがいつの間にか司令官に。
 でも、司令官がオドオドしています。
「らしくないのがいいところ〜」。

・突破前哨戦(?) 
 大都会の中の鬼ごっこ番組を観ているようなスリル感。
挟み撃ちになった場合、3次元では絶対捕まるが
2次元では捕まらないというのも、よくよく考えたら面白いものです。

・塀の上を伝うのび太
 ここでサスペンス系05(恐怖)※が流れます。恐怖倍増。
※のびみつが勝手に名付けたBGM曲。説明はこちらの記事
スネ夫が木の上からのび太を発見するシーンもぞっとしました。
 ところで、源家隣家(ウラ?)の犬はベソではなかったのか? 
チェリーでしたよ??? 間違っていたらごめんなさい

・突破大作戦 
 みんなが自転車をその場において追いかける、
ということはしないみたい。 最後の中央公民館はのぞく
鍵かけずに離れたら盗まれちゃうもんね、
とのツッコミは見当違いのようです。
 「どうせもともとずぶ濡れだからいい」(のび)が良い。
しずかちゃんのお風呂シーンを
一部視聴者(のびみつは違いますよ??)への
単なるサービスにするだけでなく、
きちんとストーリーに関連づけているのが高レベルですね。 

・クライマックス 
 のび太突撃シーン、感動系05(勇猛)※の使用。
※上記リンク記事参照
このBGM、やはりステキです。
「横断中」の旗に「頭隠さず尻隠さず」ののび太がかわいい。

それにしても、
のび太が教室で居残りしていたときが午後3時。
のび太が盆栽を手渡したときが午後4時。
密度の濃い1時間でしたね。
逆に、突破大作戦とかいっても、1時間もなかったのです。

 
 結局、神成さんの作品が優勝奪還〜というような
あまりにもできすぎた話にならなくて良かったです。
 ですが、ドラの「あー疲れた」の後で、
黒チップ2個がごちゃごちゃ動いているシーン。
そこで「(ママと先生の声)」という字幕つけちゃ、
おもしろさが半減しちゃいますよ……。

 とはいえ、非常に面白かった中編です。
話の細かい部分で無理があったかもしれませんが、
それを気にもさせないおもしろさが好印象でした。

 神成さんの意外な一面が垣間見られた作品です。

 ところで、神成さんみたいな人って少なくなった、と言われますね。
 地域の共同体における「神成さん」の意義は大きなものです。
地域の子供は地域で育てる、という風潮は
個人主義とかプライバシーとかが叫ばれて、
都会においてはほとんど絶滅しています。
 「神成さん」がいなくなったことで、
子供は地域への帰属意識が薄れてしまっています。
 だから、特に公立小学校が地域との関わりを深めようとすることは
少々の救いでもあったと思います。
悪評の高い「総合的な学習」というものは、
その地域について理解を深める意義もあるのではないでしょうか。
 基礎学力は大切ですが、
そこまで「総合的な学習」を叩かなくてもよいのでは。
もちろん、教師たちが不慣れなのは否めませんが、
実施後数年で結果を求めるのも無茶な話でしょう。
 


○ 映画 新・のび太の宇宙開拓史  (2009)
  【今日ののび太は 旧 黄】


 昨年劇場で観ました。
 今回はノーカットということで期待しておりましたが。
肝心のところであるEDがカットされては意味がありません。

 映画におけるEDというものは、
冒険の余韻を楽しみつつ、日常にもどる準備をするところである、と
私はとらえております。
 でも今回、EDテーマが流れ始め、
ストーリーの画面が終わるとブチッと切られてしまって、
さらにはCMすらなく放映開始当初のOPと「ゆめの町ノビタランド」へ。
 もったいないなぁ、と思います。
もっと、EDに自信を持ってほしいですヨ。
 テレビ、しかも地上波の限られた時間枠において、
ノーカットを放送するのは難しいかもしれません。
完全なノーカットが観たければDVDを買えばよいことです。
ですから、私は一部カットされても仕方がない、と思います。
 
 そういう厳しい状況の中、今回、ストーリーがノーカットだったのは
大変喜ばしいことであり、すばらしいことです。
 しかし、EDがカットされてしまっては、
そのすばらしさはむしろ裏切られた失望感を助長するものに
なってしまうのではないでしょうか。

 例年、ストーリー一部カット、OP・EDカットだったので、
まあこんなものだろう、と腹をくくっていたのですが、
ストーリーがノーカットだけに、EDカットは至極残念です。
ストーリーを少々カットしてでもEDだけはぜひ観たいのです。

 EDカットが行われてしまう要因として考えられるもの。

EDを流すと、それで視聴者が安心してテレビを切ってしまう。
新作映画宣伝や目玉作品(今回は後者)を
より多くの人に観てもらうためにはEDカットはやむを得ない。

 といった感じでしょうか。

 ですが、天下の「ドラえもん」ですよ〜。
もっと、堂々としていてくださいよ〜。
 そんな気持ちです。
EDガッカリ論のため、内容面についてはお情け程度に。

・アバンにおける空き地紛争?
 出木杉、キミはそんな人間だったのか。
下手な紛争には手を出さない。賢明ですが、味気ない。
 ここの部分だけに関していえば、のび太の方がたくましい。

・ロップルくんとクレムちゃん
 前者はプロの声優さんでしたが、もとの女性声が少し気になりました。
後者は、残念ながら、タレントの方なので棒読みが気になりました。
別にウィルソンちゃんを批判しているのではありません。
逆にチョットかわいそう、という気がします。
 「キミが笑う世界」は非常に素晴らしいです。
 
 そういえば、劇場で観た後、友人がつぶやいていました。
モリーナの子供時代役、堀江由衣さんについて、
「あんな大物声優に少ししか言わない役をやらせる
『ドラえもん』ってすごい。」
 …私は声優さんのことについては全然詳しくないのですが、
話からすると、まあすごい。

・夢たしかめ機→あたたか〜い目
 噂によると、今年の「人魚」でもあたたか〜い目があるそう。
(のびみつは未見)
5年皆勤!?

・雪の花
 「保安官のバッジみたいだね」(ドラ)で
興奮する(?)のび太。
 わかるわかる。劇場で観たとき、私も興奮しました。
パーマンバッジにも憧れるのです。
「約束する!」と手を取り合う姿も美しい。
 あんな姿、現実だとそのまま腕相撲しかやりませんよ。ヘコー

・ギラーミンと対決するのび太
 かっこよすぎ。これが年に一度、最もかっこいいシーン。
自分としては、満足。

・もう一つの宇宙開拓史
 (劇場視聴時の感想)
 唐突な印象を受けました。
でも、伏線をすっかり忘れていたので、涙腺が不意を突かれました。
伏線を読むのが得意な人は、逆に不幸かも。幸せでよかった〜



○ ゆめの町ノビタランド《大山ドラ》
  【今日ののび太は 旧 黄】


 純粋に楽しめるものでした。
短い時間の中に無駄がなく、
楽しいドラワールドが全開になっています。
 画質が粗く、音の質も良くありませんでしたが、
それだけ昔から放送していることを考えると、
いやはや「ドラえもん」はすごいなあと実感させられます。

 ですが、映画を観た後なので、だいぶ疲れていました。

  放送当日の『朝日新聞』朝刊テレビ欄の「試写室」で、
主にこの話が写真付きで紹介されました。
 放送時間にすれば、2時間48分のうちで7分程度。
大山ドラの人気の高さがうかがえます。
 大山ドラを懐かしむ声や大山ドラ回帰の声、
「大山ドラでないドラはドラでない」の声があまたきこえます。

 ですが、そのままでよいのでしょうか。
チョット頭を冷やして考えようと思います。
これについては、別記記事にしようと思います。


 脱線のみならず、グチが多くなったことを
お詫びいたします。

 次回は、名作の再放送。
お休みにならなくてよかったのですが、
新作は観られません。
 まあ、声のドラファミリーにもお休みは必要ですからね。
再放送のチョイスはナイスだと思います。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
のび太は空き地の家にボールを失投したせいで
叱られると恐れていましたが、
結局潔く謝りましたね。
(原作には無かった)
しかも、盆栽を責任持って代理で
目的地に届けてくれたシーン、
神成さん、最後に感謝しましたね。
感激しました。

失礼します。
鳴海みぐJr.
2010/07/10 15:15
鳴海みぐJr.さん、わざわざ昔の記事にコメントありがとうございます。
神成さんは単なるガミガミオヤジではないと思いますよ。厳しい時は厳しいですが、子どものことをきちんと考えてくれるいい人です。そこを強調してくれた良作でしたね。
のびみつ(管理人)
2010/07/10 20:51
今回、塀の上のシーン、

 ・・・・・・
”男子の泣き所”を打たなくてよかったですね。
これに該当するシーン、他のアニメにも適用してほしいですね。
失礼します。
鳴海みぐJr.
2011/07/11 13:06
さらに昔の記事にコメントありがとうございます!
今いる場所には当時の録画はなく,どういうところか実際に確認ができなくて申し訳ないですが……(覚えておらずすみません)。
男子の泣き所って,あそこですよね。あそこを打つと猛烈に痛いので,確かに打たなくてよかったです。(曖昧なコメすみません)
のびみつ(管理人)
2011/07/16 13:40

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わさドラ感想第3回 町内突破大作戦、新・のび太の宇宙開拓史 ほか(2010.3.19) のび太リアニズム/BIGLOBEウェブリブログ
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