のび太リアニズム

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zoom RSS わさドラ感想第5回 のび太の人魚大海戦(2010)

<<   作成日時 : 2010/04/18 17:06   >>

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 これまで放置していてごめんなさい。
理由は、引っ越しによってインターネットの接続環境になかったからです。
最悪連休明けの接続工事と懸念されていましたが、
意外と早く工事してもらいました。
 
 さて映画の感想です。
基本的にネタバレですが、劇場はそろそろ終わりという時期なので、
特に注意を喚起する必要はないですよね。でも喚起します
 まあ、DVD版とか来春のテレビで初めて観ようという方はご注意ください。

 なお、途中でかなり手抜きします。ご了承ください。
剣とか、戦いのシーンとかの言及はありません……。
ごめんなさい。



○映画 のび太の人魚大海戦 (2010)
 【今日ののび太は 旧 黄】

※のび太の服を表します。

 3月下旬に実家近くで1回、4月上旬に引っ越し先で1回鑑賞しました。
お恥ずかしながら、同一映画を劇場で複数回鑑賞するのは
これが初めてです。
2回目はメモメモしながら鑑賞しました。
しかし劇場内暗いので文字が重なってメモの機能大幅減。
というわけで独断と偏見に満ちた感想を簡単に書きます。



 まあまあ面白かったと思います。
ですが、あまり映画らしくなかったのではという印象をもちました。
しかし、ドラ映画については知識の疎い私が判断できるようなことではありません。

 純粋に感じたのは、わき上がるような恐怖や感動はなかったということです。
家族からは「ドラえもんの卒業か!?」と言われましたが、
そうではないでしょう(笑)。
私が感じた限り、伏線が弱かったからかもしれませんね。
しかし、『新魔界』の壮大な伏線と比べたら双方に失礼でしょう。
 それにもまして深刻なのは、
感動すべきところで感動しきれなかった感があることです。
『のび恐2006』のピー助との別れのシーンは、
別れで大泣きするというのび太たちの幼稚さが否めない一方で、
感動しきることはできました。
『緑の巨人伝』は、クライマックスではないですが
キー坊をリーレと一緒に再生させるシーンで十分感動できるシーンでした。
今回はどうでしょうかね。

1)のび太がオンディーヌの前でソフィアと握手するシーン
2)オンディーヌがソフィアに全権を委ね、祖母と孫娘の家族愛が感じられるシーン
3)海の中で、のび太が諦めかけるソフィアに「諦めちゃダメだ」と手をとるシーン


が感動すべきシーンでしょうが、
個人的にはどれも不完全燃焼な感動になってしまいました。
(もちろん、ジーンとしたことは確かです。)
私が感じた原因は以下のようです。

1)ジャイアンたちが入室するのが早い。
 『新開拓史』の、ロップルとのび太の 腕相撲 約束ポーズのときのように、
少し伸ばしてほしかったと思います。
2)ドラミの「なんちゃって」でヘコった。
 もちろん、冗談でなかったらよかったというものでもありませんが。
ここでは、ドラたちはただ傍観しているだけでよかったのでは。
3)ソフィアの絶望感が薄れている。
 ドラえもんが水よけロープ内の基地で手ばりを使って、
みんなを助け出した後だからでしょう。
順番に少し疑問を抱きました。
 ここのシーン、予告編でも使われたところですが、
実際は予告編での方が感動しちゃいました。(!!!)
 大げさに例えるなら、サバイバルドラマみたいなもので、
救助隊が1人ずつ救助し始めているのに
「私たちもうダメなのかしら」と言うような感じ?

 最後の最後でひどく感動する(例、のび恐)作品は
拒絶したりはしませんが、求めもしません。
すがすがしい終わり方でも号泣の終わり方でもいいのですが、(どっちかといえば前者好み)
感動させるところはきちんと感動させてほしいなあと思いました。

 ながーいストーリーについて概観する力量はないので、
こまごまと箇条書きです。


・開演前がすごい!
※これは映画館側の対応であり、制作側ではありません。

 引っ越し先で観た映画館は素晴らしかったです。
 映画館の入り口では、ドラ映画の旗が複数はためき、
青山テルマさんの歌声が!もちろん「帰る場所」です。
別にアニメ専用の劇場ではなく、
他にも「ア○ター」とか、「誰かが私に○○をした」とか
いろいろな作品があったのにもかかわらず、
「帰る場所」が入り口で流れているのです。
前の道路まで聞こえていました。
そしてガラスのショーウインドーを見てみると、
ドラ&ドラミのマスコットとかハリ坊のぬいぐるみがずらり!
他の作品のグッズは申し訳程度に隅の方に陳列されていました。
何ですかその特別待遇は… いいぞもっとやれ
なんだか逆に申し訳ないほど。
劇場の中に入ると、なんと上映前後にずっと
「帰る場所」と「遠い海から来たあなた」(どちらもフルコーラス)が交互に
BGMとして流れているではありませんか!
夢心地でした。
実家の方では経験したことがないですよ。
東京とか、首都圏ではどうなのでしょうね。
やはり映画館によるのでしょうね。
余談ですが東京は未踏の地です(正確には東京駅で乗り換えだけはした)。

・来場者
 残念ながら偏っていました。
時期や時間帯によってかなり異なるでしょうが、
もっと幅広い年代の方々がいてもいいのでは。
1日の最後の回に行けば、
また違う年齢層の方がいらっしゃったかもしれません。
 それでも、1回目・左隣の席の方は
中学生くらいの息子さんとお母さんでした。
親子の仲がよくて嬉しい限りです。

・ゲスト声優の方々が非常にうまい
まったく気になりませんでした。
毎年少しばかり気になっていましたが、
今年はよかったと思います。 又はただ耐性がついただけか?

・全体的に、「ドラえもん色」が薄かった感が……
5つの光が集まって、どうのこうのというところは、
「ドラえもん」らしからぬようなファンタジーさという印象で、
私的には抵抗感を感じました。

・「いとこ」の謎
 ペタンコローラーでおひっこしの感想の時、
「いとこ」のアクセントについて、
ドラ世界が「とこ」であることに驚いたと書きました。
それについて、さらに謎が発覚です。
 この映画でも、スネ夫がパラ夫ならぬパラオに行ったことを話すシーンがあり、
とこ」と言っていました。
 やはり標準語ではそうなんだなあと思っていたら、
おニューの電子辞書に収録されている「NHK日本語発音アクセント辞典」に
「イコ」とあったのです!
……そうすると、ドラ世界の「いとこ」が訛っているということに相成りました。

・OP 
 ドラたちが水の玉にのってふわふわ浮いています。
それが一貫しているというのが好印象です。
奇抜なものはありませんが、安心して楽しめるOPです。
 葉っぱから滴る水滴に地球が映っているのがキレイ。

・母親と娘(通行人)
 野比家の隣の道路を歩くシーンと、空き地の前を歩くシーン。
細かいところですが、時間の流れを実感することができます。
こういうのは好きですね。
 しずかちゃんが話す背景で、自動車が右から左へ走るのも、
映画ならではの意気込みが感じられます。

・『パーマン』
 のび太愛読と判明。
架空水にもぷかぷか浮いています。
パーマンファンにとって素直に嬉しいですね。
しかし…目ん玉がなく、耳の黄色いところもなかった気が……。
あんなパーマンはちょっと受け入れがたい…。
それでもスタッフさんの遊び心、やはり嬉しいです。
もう一回、「ムードもりあげ楽団登場!」を制作し直してくれませんか。

・「ぎょい!」
 怪魚族の部下たちがトラギスなどの命令に対して返した言葉。
「御意」でしょうか?
「御」と「魚」を掛けているのが面白いですね。

・カエルオルゴール?
 すいません、名前忘れました。
パンフレットは購入しましたが実家にあるので手元にはありません。
サメがオルゴールを聴いて海に帰りたくなるシーンについて。
「蛍の光」ですね。
即座に思い出したのが、「ジャイアンズをぶっとばせ」の公園の時計です。
サメといえば、町の中を泳ぎ、のび太の背後に迫ったシーンにおける
CGを駆使した映像は、実際に自分も泳いでいるような臨場感がありました。

・アクア星は見えるかな
 すいませ〜ん、お空に見えるのは恒星ですから、
太陽みたいにめらめら燃えているんですよー
……という大人的なツッコミは自粛いたします。
こういうことはサンタさんに似たなところがありますね。
 「パーマン」のバード星もそういう類でしょうか?
ケンタウルス座のプロキシマでしたっけ? 
バード星はそのそばの惑星でしょうかね。
ですが、バード星どこかなぁとさがす方がロマンチックですよね。
バード星のそばのプロキシマどこかなぁ、というのはロマンが30%OFF。

・スネ夫批判
 ギョウザならぬぎょしゃ座が見つけられず諦めるスネ夫に非難の嵐。
他の方も指摘されていましたが、やはり責めすぎですね。
なにも全員で責めなくてもいいでしょう。
ぎょしゃ座を見つけたからといってどうなるわけでもない気がしますが……?
 少し冷たいながらも現実的なスネ夫の発言は一理あります。

・「男なら我慢!」(ジャイ)「がまん!」(ドラ)「がまんがまん!」(のび)
「おまえに言われたくない」(スネ)が少しツボでした。

・フエルミラーにのぞき込むのび太たち 
 ジャイスネのびがフエルミラーに「ん?」とのぞき込み、
ドラに咎められて苦笑して鏡から消えるシーン。
お気に入りです。
「ん?」のときの「3の口」がポイント。

・「遠い海から来たあなた」
最高でしたね。もうため息しか出ません。
歌詞も興味深いです。

・近衛兵の隊長、ハリ坊
 結構隊長らしいじゃないですか。意外に威厳がありました。
レギュラー放送の宣伝部長のイメージがあったため、
のび太たちが逮捕されたときは「ギョッ!」と思いました。

・ジャイアンの歌で釈放
 のび太たちは逮捕され、魚型ガラス?の狭い空間に入れられます。
あんなに狭い空間であんなに声が出るのだろうか、とか
あの空間が密閉だったら窒息するよなあ、とか
余計なことを考えていました。


申し訳ありませんが大幅に中略。
手抜きです。すみません。
ここの間、まあ満足のいく展開でした。
1回目は、集中していなかったので理解できませんでしたが。
(だからもう1回観に行ったわけです)


・アクア星は汚れている、それでも自分たちのふるさとである
 最後の方にこんな文脈がありました。
これ、奥が深いです。
もちろんふるさとが汚れてしまったら残念ですが、
ならばそれに目を背けて自分のふるさとをなかったことにしてもいいのか?
こういうことです。
ふるさとがどんな姿になっても、「帰る場所」はやはりふるさとでしょう。
人魚族は大昔にアクア星から地球に移ってきたけれど、
「帰る場所」はやはりアクア星です。
 
 人間社会にも似たようなことはありますね。
極論が、自分のふるさとは「ダムに沈んだ村」である場合。
伝説の剣みたいに、元のきれいなふるさとに戻ることはありません。
いつもは水の下です。
そして日照りになって水から出てきて再会できるふるさとは、廃墟。
悲しいことですね。
だからダムの沈む前の村民たちの笑顔を撮影した写真展は、
心打たれるものがあります。
 それでも、元村民たちがダム湖を訪れてわいてくる感情は
悲しみだけでしょうか。
懐かしさもあるでしょうが、
廃墟になってもやっぱりここは誇るべき自分のふるさとだ、と
いう気持ちもあるのではないでしょうか????
 実際のところは、該当者でない私は知るよしもありませんが。


・海があまりにもキレイで泣くジャイアン
 私個人についていえば、不自然でしらけてしまいました。
別に泣かなくてもよかったと思います。
むしろ、泣かなかった方がジーンとできたかもしれません。

・ソフィアさんとの別れシーンなし
 ありきたりでなくて、新鮮です。
最後は女王譲位のシーンでした。
クライマックスの時にのび太が泣かなくなりましたが、成長しましたね。



というわけで、
途中からめちゃめちゃ手抜きの感想でした。
しかも手抜きした部分に重要な部分がほとんど詰まっているというひどさ……

 それにしても、毎年ドラ映画を観られることが当たり前だと感じてしまいますが、
よくよく考えたら、ものすごく幸せなことです。
来年も観られることは本当に素晴らしいことです。

ドラ映画のEDの後、
「みんな〜面白かった? 今まで○○年間どうもありがとう!」
という言葉は死ぬまで聞きたくありません!

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わさドラ感想第273回 のび太の南極カチコチ大冒険(2017)
2017年3月4日(土), 「のび太の南極カチコチ大冒険」をみてきました. まちのど真ん中の,大きな劇場で,418席あって,20人くらいです. なぜって? 18歳未満は利用できない,レイトショーだったからです. 子どもたちの声がまったくしないという, 新鉄人を貸切(1人)で見てたとき以来の異例の映画鑑賞でした. あと,公開初日に観たのも,おそらく初めてだと思います. そして,日付はまたいだものの, 感想記事の公開も,のびみつ史上最速だと思います. ...続きを見る
のび太リアニズム
2017/03/05 02:05

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今、人魚大海戦を見ていました。
のびみつさんのおっしゃる通り伏線が弱いですね。
個人的には、ソフィアのキャラクター性があまりにも単純すぎたのが問題だと思います。
たとえば、『表では強がっているが、死んでしまった両親と約束した「りっぱな女王になる」と言う言葉が忘れられず、本当になれるのか自信がなくなり戸惑っている。そして地上へ逃げてきた。』
といった設定なら、もっとソフィアの成長と言ったストーリーができてふくらみが出るでしょうね。
EDの後の来年も公開決定と言うやつが、毎年恒例だと、来年もあるよね…!?と不安になってしまいます。

実は、いまオリジナルでアニメーションを作っているのですが、かなり大変です。
こっち
2012/01/09 17:48
こっちさん,コメントありがとうございます。
ちょっと伏線が不十分,不完全だというのが私のイメージです。
なるほどなるほど。のび太たちの成長だけではいけませんね。キャラクターそれぞれの成長が必要ですね。そういう意味でも,新鉄人兵団は良かったと思います。

オリジナルアニメを作られているんですか!! こっちさんすごいです!!! 今度見せてくださいね!
のびみつ(管理人)
2012/01/21 13:34

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